キチママらいふ-浮気・不倫・修羅場-

生活系の記事(修羅場・スカッと系を含む)を中心にまとめております。長文記事多め

    厨二病


       

    678 :キチママちゃん:2009/09/06(日) 04:53:18.49 ID:8UYqcpTd0
    神は酔っぱらいながら、俺を歓迎してくれた。

    酒飲むか?と勧められたが、「酒はダメなんで…オレンジジュースもらえますか」

    と言った。通じなかった。素直にオレンジジュースが出てきた。



    神はめざとく俺が女神と話していたところを見ていたらしく

    あの子彼女?と聞いてきた。

    弟から聞いてないのか。俺の黒歴史が蘇る…。



    「いや…違います。ただの同級生で」と答えた。



    しかし、神からは意外な言葉が返ってきた。



    「じゃ付き合っちゃえよ!応援してるぜ!(ニコッ)」



    なんという笑顔。

    なぜかこのとき俺の厨二病は少し和らいだ。


       
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    330 :キチママちゃん:2009/09/06(日) 03:19:11.24 ID:8UYqcpTd0
    そっから急速に事は止んだ。

    みんな冷静になり、特に小学校の例の一件を知っている人間はざわざわ状態。

    デブも自分の犯した暴挙に気付いたらしく、こっちに助けを求めてくる。



    俺とイケメンは顔を見合わせ、確認し合った。

    デブを助けようと。



    後で聞いた話だけど、イケメンはデブを見捨てようと合図したつもりらしい。

    まあとにかくその場を切り抜けるために口を開こうとした瞬間。



    「その話は今は関係ないでしょ」



    とまさに鶴の一声と言わんばかりの一言が教室に響き渡った。

    あの、俺に告白してくれた可愛い子だった。なんという女神。


       
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    107 :キチママちゃん:2009/09/06(日) 01:46:07.69 ID:8UYqcpTd0
    ともかくこれをケニアのロッカーに忍ばせとけばいんじゃね?となった。

    もちろん名前を書いたワッペンを貼る。
    サイズが違うとか生地が違うとか微妙に筆跡が違うとか
    そういうことは取るに足らないことだった。

    俺たちは何か大きな事をやり遂げたという達成感で一杯だった。
    デブは「任務完了」とか呟いてたけど、てめーのせいだろwって少し思った。


       
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    1 :キチママちゃん:2009/09/05(土) 23:26:05.40 ID:nJeac/kF0
    はじまりは小5。
    俺はおもむろに左手首に包帯を巻いて登校した。
    もちろん怪我なんてしてないし、傷があったわけでもない。

    強いて言うなら幽遊白書が好きだった。

    706 :キチママちゃん 2014/12/07(日) 14:18:44 ID:15w
    子供の頃の話だけど、俺は小5ぐらいの時に今で言うとこの厨二病を発症しててな。
    心霊特集とか、幽霊大集合!みたいな文字の踊る本を読み漁ったり、霊感を開花させる儀式なんかをくそ大真面目にやったりしてたよ。

    ある日の夜、いつものように21時には母ちゃんにベッドに強制収容され親父母ちゃん妹は寝室へ行った。(3人は同じ部屋で俺だけが別の部屋で寝てた。)
    だが厨二病な俺は「太陽が眠ったこの時間からが霊達の領域だ!」と、こっそり起きてて懐中電灯で本を呼んだり降霊術をやったりして深夜12時~1時あたりまで起きてたんだ。
    「今日も降霊は失敗か…。」とベッドに入りうとうとしていると何か違和感を感じた。
    なんか下の階で人の気配がする。
    親父も母ちゃんも妹ももう寝てる。(イビキが聞こえるから間違いない)
    これはもしや…俺が降霊術によって呼び出した守護霊か!?とwktkしていると階段を上る音が聞こえる。
    守護霊を呼び出したはいいが、なんと言って声をかければいいか困った俺はとりあえずベッドに飛び込み寝たふりをした。
    すると守護霊が上の階にきた。
    ギィ…階段すぐの部屋が開いたな。パタッ…。
    ギィ…次は物置き部屋か…。パタッ…。
    ギィ…俺の部屋に入ってきた。あれ?なんか怖い。こっちの様子を伺ってる気がする。
    なんか絶対動いちゃダメな気がする。寝たふりしてなきゃ…。少しするとパタッ…。と出ていった。
    それから親父達の部屋にも入ったっぽかった。
    みんな気付くな、起きるな、そのまま寝てて!とベッドの中で震えながら祈ってたよ。
    守護霊が親父達の部屋を出てミシッミシッと階段を降りてった。
    そのまま守護霊は玄関のドアを開けて出ていった。
    「あれは守護霊じゃない…間違って大怨霊を呼び出してしまってたんだ…!」と震えた。
    親父達は呪われてないか!?とベッドから飛び出し親父達の部屋に「みんな大丈夫か!?!?」と叫びながら入ってった。
    親父も母ちゃんも涙やら鼻水やらヨダレやらでグジュグジュになった俺に驚いてた。
    親父達に今の出来事を話すと親父は寝ぼけてたんじゃないか?と言いつつ下の階を見に行くとタンスや引き出しがぐちゃぐちゃに荒らされてたらしく警察呼んだり大事になった。
    犯人は別の家でも空き巣をやってたらしくすぐ捕まった。
    ナイフを所持してたらしく、寝たふりを続けた俺は親に褒められまくったよw
    「よく来たな我が守護霊よ!」とかやらなくてほんとよかった。

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