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24: キチママちゃん 2006/05/25(木) 15:14:02
本スレとはスレ違いになるのでこっちで書く。
嫁でなく嫁の妹が、「怪しい嫁」だったorz
25: キチママちゃん 2006/05/25(木) 15:29:31
>>24
なんだなんだ、もしかして誘われたのか?

 

27: 24 2006/05/25(木) 15:38:57
>>25
違う。
結婚してたんだけど、浮気してた。
その事で嫁、嫁両親は半狂乱で嫁実家は修羅場と化してた。
今はだいぶ落ち着いてるけど。
まともな家庭で育っても浮気する人間は、浮気するんだと実感。

 

26: キチママちゃん 2006/05/25(木) 15:36:53
>>24
kwsk

 

30: 24 2006/05/25(木) 15:51:01
>>26
kwsk書くと、
今年の4月半ばに19時頃会社から家に帰ると
嫁妹の旦那の車がマンションの駐車場に。
で、車から降りてきて、
「A(俺)さん、話があるんです」と。
「此処では何だから上で」
「いや、B(嫁)さんには聞かれたくないんで」
金借りに来たのかな?とかちょっと考えて
「じゃあ、喫茶店でも」
つー話になって車で移動。
嫁には「ちょっと用事で遅くなる」とメール

 

31: 24 2006/05/25(木) 16:01:16
すまん、ageてしまった。
つづき喫茶店に入ってしばらく雑談。
「で、保証人か何か?」と本題をせっつくと
「最近、Bさんに何か変わったところ無いですか?」
「いや、別に普通、到って普通、変化が欲しいくらい」
「夜に出掛けるとか?」
「ジムには偶に行ってるな、ヨガに」
「仕事が休みの日に何処か出掛けてるとか?」
「実家に行ったりはしてるな。後は引き篭ってるらしい」
なんか本題と関係無さそうな話ばかりでムカついてきて
「で、俺ら夫婦が何か関係あるの?」と怒り口調で言うと、
「いや、C(嫁妹)が最近、よくBさんと出掛けてるみたいなんで、
Aさん、怒ってないのかな?と思って」

 

35: 24 2006/05/25(木) 16:18:52
「いや、Aさんが許してるのに俺がグチグチ言うとアレなんで…」
とか口篭りがちに話すので
「いや、基本的にBには何も言わんけど、結構腹立つよw」
とか言うと、
「そうですよね。やっぱビシッと言う時は言わないと駄目ですよね」
「まあそりゃそうだよ。つーかBも馬鹿じゃ無いから度は過ぎて無いと思うし」
そんな感じで、呑気な俺は、
借金とか保証人の依頼で無かった事を安心しつつ、
1時間くらいお互いの嫁話をしてその日は別れた。
が、多少気になったので帰って嫁と雑談中に
「そーいや、最近Cちゃんどーしてる?」
「さあ、知らないよ、3月に1回実家で会ったキリだし」
何か喫茶店でD(嫁妹旦那)と聞いた話が違うと思ったので
「アレ、こないだ一緒に旅行行かなかった?」
「何時?」
「4月の15、16日、俺、駅まで送ったじゃん」

 

38: キチママちゃん 2006/05/25(木) 16:37:58
「いや、それ講習。一緒に行く訳無いでしょ」(嫁はある免許持ち。当然、嫁妹は持ってない)
「そー言えば、そうだ。アレ、話がオカシイな」
「何の事?」
で、Dと会った事を話したら
「ちょっとCに電話する」と憤る嫁を慌てて止める俺。
「いや、D君の勘違いかも知れんし、落ち着け」
結局、明日にでもDに事情を聞くと言う事でその場は落ち着いた。「嘘吐いてたんですか…」
Dは、項垂れて呟いた。
「いや、友達とは言いにくかったからBと、って言ったんじゃねえ?」
とフォローする俺に対して、
「何で、私の名前を出さなきゃいけないの?」と嫁。
「いや、それはお前なら誰も文句、げほ、ごほ」俺の咽喉に地獄突きが炸裂。

 

44: 24 2006/05/25(木) 16:49:39
38は名前入れ忘れ。すみません。強烈な夫婦漫才に力無く笑うD。
「まー、でも一度二人で話あってみたら?」
咽喉を押さえて転がる俺に一瞥をくれた後、嫁が言った。
「そうそう、夫婦は話合わなきゃ駄目だよ」
本当は別に痛くも何とも無かった俺も同調する。
「わかりました…。とりあえず帰って話してみます。
ご心配かけてすいません。」
「じゃあ私からも一言注意しとくよ」と嫁。本スレなら叩かれまくりであろうアホな対応をするヌル夫婦。
これが悲劇の幕開けだった。

48: 24 2006/05/25(木) 17:06:49
Dが帰った後に嫁がCに電話する。
「D君が心配してたよ。あんまり心配かけたら駄目だよ」
「D君?さっきまで此処に来てたよ。」
「うん、うん、じゃあ、また」
電話が終った嫁に聞く
「どうなの?」
「なんかD君の愚痴聞かされたw家に居たくないんだって」
「ふーん、倦怠期かなあ?」
その晩はそれで終った。3日後、Dがうちを訪ねてきた。
「Cと大喧嘩になって…」
「この間の事が原因?」
「そうです…昨日から家出したんです。」

 

53: キチママちゃん 2006/05/26(金) 20:36:47
続きまだ?

 

54: キチママちゃん 2006/05/26(金) 23:03:35
続きまだ?

 

55: キチママちゃん 2006/05/27(土) 20:34:43
>>24様続きを・・・

 

57: 24 2006/05/29(月) 18:00:09
専ブラとかの調子が…。
VIPブログの連中め!>>48つづきDに詳細を聞くと
あの後、家に帰ると逆切れされたそうだ
「何で裏取みたいな事してんの?」
「姉夫婦に相談なんて格好悪い事しないで」
「そんなとこが嫌い」
とか散々罵倒されたらしい。
で、Dも
「そもそもそんなに頻繁に夜出掛けたり旅行に行ったりするな」
「疑われる様な行動する方が悪い」
そんな感じで、激しくやり合った2日後。
Dが仕事から帰って来ると、Cが居なかったらしい。
携帯にかけても留守電になってたと。
でも、その日はDも気が立ってたので、そのまま寝たそうだ。
が、朝になっても帰ってこない。
仕方なくそのまま仕事に出掛け、
仕事中何度か電話したが留守電。

 

58: 24 2006/05/29(月) 18:00:52
夕方、家に帰ってもまだ帰ってきてなくて、
うちに来てないか?と、相談したくて来たらしい。
で、嫁がCに電話するとやっぱり留守電。
次に嫁実家に電話すると、「正月以来来てない」との返事。
そのやりとりを聞いて、Dの顔色が変わった。
Dの話によると、正月からだとCは、
少なくとも5回は実家に行ってるそうだ。
「で、君は行ってないの?」と聞くと
「行ってない」
「何で?」
「義父が体調を崩してるから気を使うから来るなと言われた」
「お義父さん、体調悪かったっけ?」と俺
「ううん、健康そのものの筈だよ。少なくとも1週間前までは」と嫁
「この間って、レタス貰った時?」
「そうそう、仕事の序に家寄った時」
「うん、1週間前だったっけ?」

 

59: 24 2006/05/29(月) 18:01:23
どうやら実家に行く、と言う嘘も吐いてたらしいと気付いた鈍い俺夫婦。
でも、アホな夫婦なので浮気なんて所に頭が廻らなくて、
「悪い友達にでも引っ張られてんじゃ?」とか言ってると、DがCに電話をかけた。
案の定留守電だったみたいだが、Dは、メッセージを吹き込んだ。
「もしもし、聞いたらすぐに連絡くれ。
今日中に連絡がない場合は捜索願いを出す」
それだけメッセージを入れると、
「お邪魔しました。帰ります」とDは立ち上がった。
「ちょっと落ち着け」帰ろうとするDを俺と嫁が引き留める。
「捜索願いはやり過ぎだろ」そう言う俺に対し、
「俺と嫁の問題です。放っておいて下さい」
「妹を庇う訳じゃ無いけど、あんな言い方じゃ連絡し辛いよ」
嫁の台詞に対し、
「そうですね。入れ直します」とDは素直に応じ、
再び携帯を取り出そうとした時、Dにメールが入った。

 

60: 24 2006/05/29(月) 18:02:06
「別に生きてるし、捜索願いなんか出さないで」
Dの携帯に入ったメールはそれだけだったらしい。
その事を聞いた嫁は、すぐにCにメールを入れた。
「何でも良いからスグ連絡して」
しかし、返事はスグには返って来なかった。
結局、返事を待つのもアレだしと言う事で、
酒を飲みながらウダウダ話していたら遅くなり、
明日は休みだし、酒も飲んでるからとDに泊っていくように勧めた。
翌日の朝10時過ぎ、携帯の着信音で目が覚めた俺はDを起こした。
寝惚けながら電話に出たDが突然大声を出す。
「ふざけるな!今から帰るから動くな!」
「どうしたの?」嫁もその声で起きてきた。
「Cから電話だったんですけど、『離婚したいから帰って来て』と」
俯き加減で、Dは言い辛そうに言った。
その後、一人で家に帰ろうとするDを説得し、
俺と嫁も同行することになった。

 

62: キチママちゃん 2006/05/29(月) 18:07:46
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 

64: キチママちゃん 2006/05/29(月) 18:35:10
続きは?

 

65: キチママちゃん 2006/05/29(月) 18:37:03
今まとめてるんじゃないか。
忘れているわけではないようだし、気長に待つさ。

 

66: キチママちゃん 2006/05/29(月) 20:29:19
連投規制にでも引っ掛かって、一旦休憩してるかな?

 

67: キチママちゃん 2006/05/29(月) 20:30:00
そうかもな。
もうちょっと早く気付いてたら支援できてたんだが・・・。

 

73: 24 2006/05/30(火) 11:36:47
なんか纏めてもダラダラとしてる…。
しかも完結しねえ…。
台詞なんかは脚色入ってますが、ほぼ事実です。
で、出来るだけ再現しようとすると長くなっちゃうのです。あらすじだけにしましょうか?

74: キチママちゃん 2006/05/30(火) 11:37:57
長くてもいい、再現してほしい

 

75: 24 2006/05/30(火) 11:44:24
>>74
ありがとう
つづきです。Dの後についてDのマンションの部屋に入ると、
Cが荷物を整理していた。
「何故だ、理由を言ってくれ」DがCに向かって言う。
「あんたが嫌になっただけよ。それに何でその人達が居るの?」
冷たい声でCが俺達の方に視線を向けて言う。
その言葉に嫁が一番先にに反応した。
「その人達って、誰の事?実の姉に言う言葉?」
「うるさいわねえ、大体姉さんは関係無いでしょ?夫婦の問題なんだから」
「それに、何で姉夫婦なんかに言っての?恥かしくないの?馬鹿じゃないの」
カッとなったDが踏み出そうとするのを俺は制止した。
「まあとりあえず、皆さん落ち着いて」
何か言おうとする嫁は、俺の言葉を待った。
「一番関係無い俺が言うのも何だか皆興奮して言い合っても仕方無いだろ」
そう言って全員を見渡して、続けた。
「BはCちゃんの姉で、D君はCちゃんの旦那だ。一番関係無い人間が俺だ。
だからCちゃんが俺を邪魔だと思うのなら外で待ってる。」
そうCに向かって言うと、「別に居ても良いです」とCが言った。

 

76: 24 2006/05/30(火) 11:45:31
Cの説明によると、「自分をコソコソ捜索するDが嫌だ」との事。
で、離婚してどうする気かを聞くと、
「友達の所へ住み、そこで仕事を探す」
「離婚は良いけど、両方の親にはどう言うの?」
「私が嫌になったって報告する」
「財産分与とかどうするの?」
「貯金は無い。家も賃貸だし…」とCが言うと、
Dが「貯金が無いって、どう言う事?」
「無いものは無い。」
「俺が独身時代に溜めてて結婚したときに預けた200万は?」
「あんなもの何時までもある訳無いじゃない!」
また喧嘩っぽくなってきたので仲裁に入る。
「Cちゃん、何で無くなったの?」
「えっ、それは色々」
Cの説明によると、Dの給与では生活は成り立たなかったと。
その為にDから預かった貯金を切り崩してたそうだ。

 

77: 24 2006/05/30(火) 11:46:26
それを黙って聞いていたDがCにポツリと言った。
「なんで相談してくれなかった?」
「いや、それは…」Cが口篭る。
「とりあえず通帳見せてくれ。」Dが要求すると
「無理。絶対嫌!」と頑なに拒否。
「それはおかしいだろ、いいから見せろ!」とD
「やましく無いんなら見せなさい」と嫁
結局、嫁が押さえてる間にDが通帳を取上げた。
そしてそれに目を落として叫んだ。
「てめぇー、どう言う事だー!」

 

79: 24 2006/05/30(火) 11:47:16
逆上したDがCに掴みかかる。
「待て待て!」Dの勢いに押されながら何とか止める。
「離せ、あんたにゃ関係無い!」キレタDが暴れる。
その言葉にウンザリした俺は、Dを突き飛ばした。
「関係ねーとか、あんたとか何だ?相談しに来たのは誰だ!」
思わず熱くなった俺はそう怒鳴りつけた。
その恫喝で少し冷静になったDが言った。
「すいません、思わず興奮して…」
「でも、これ見てください」そう言ってDは俺に通帳を見せた。
通帳の残高は、1月半ばまで400万を超えていた。
が、現在の残高は数万になっていた。

 

81: キチママちゃん 2006/05/30(火) 11:52:26
今日はここまでっていうときは言ってくれな
待っちゃうからw

 

83: 24 2006/05/30(火) 11:58:10
「説明して。C」鬼のような形相で嫁が言う。
黙ったまま何も言おうとしないC。
「黙ってちゃわからないでしょ」再度嫁が促す。
「服とか…」Cが俯いたまま言う。
「それは単なる贅沢品じゃない、それを生活費とは言わない」嫁が言う
また黙るC。沈黙がしばらく続いた後、Dが涙声で言った。
「いつか家買う為に溜めてたんじゃ無かったの?」
「悪いのは私じゃない!あんたが悪いのよ」
Cは、さっきまでの沈黙が嘘の様に叫び出した。
「仕事を理由に私を放って置いたじゃない!」
「寂しかったから友達と遊んでたのよ!」
「辛気臭いあんたの顔見てたら外で遊ぶくらいの権利が私には…」
狂ったように叫ぶCの頬に嫁の平手が飛んだ。
「好きで結婚した相手に失礼でしょ」
嫁の頬を大粒の涙が零れる。
Dも黙ったまま泣いていた。>>81
今日の分はココまで
昼から会議あるんですみません。


 98: 24 2006/05/31(水) 17:19:04
「ねえCちゃん、本当の事を話してくれないか?」
俺は、出来るだけ穏やかにCに問いかけた。
「この数ヶ月で400万円を遣うなんて尋常じゃないだろ?
株でもやったのか?それともギャンブルか?」
Cは静かに首を振った。
「じゃあやっぱり服とかアクセサリー?」
Cの首が縦に動いた。
「でも、そんなものでそんな金額にならないだろ?」
「友達と飲みに行ったり、旅行に行ったり…」
「ひょっとして友達の分も出してた?」
Cの動きが一瞬止まる。
やがてゆっくりと頷いた。
「それは友達じゃ無いよ。単なるタカリだよ」
「だって、彼、お金無いんだから仕方が無いじゃない!」

 

99: 24 2006/05/31(水) 17:19:52
タカリと言う言葉にうっかり反応してしまったCに対し、
姉である嫁の尋問が始まったが、Cは沈黙を保っていた。
Cの旦那であるDは、最早放心状態であった。
黙ったままのCに対し、苛立ちを覚えてきた嫁は、
激しい叱責の言葉と尋問を繰り返す。
そんな姉妹の様子を眺めてた俺もいい加減嫌になり、嫁に言った。
「そんなに問い詰めても仕方無いだろ。
金の事も絡んでるし、お義父さんにも言わなくちゃ。
Cちゃんの使い込んだ金をお前が弁償する訳じゃないだろ」
それに対して、嫁も渋々同意した。
Dに弁償する金を嫁が立て替えると言っても
俺の許可が無ければ、実質不可能だからだ。

 

101: 24 2006/05/31(水) 17:20:43
嫁の実家にCを引き渡すと、俺はDのマンションに引き返した。
マンションに残したDが色んな面で気掛かりだったからだ。
日が暮れていく時間だったが、Dは電気も点けずに呆けていた。
「飯食いに行こうか?」考えてみると朝から何も食ってない。
「いいです。何も食いたくありません」
「いいから行くぜ。その前に顔洗えよ」
座り込んでるDの腕を掴んで立たせる。
「放っておいて下さい」Dが抵抗する。
まーこれだけ元気があるならいいかな?とか思いながらも
「一人で食うのは寂しいから付き合ってよ」と言うと
「今、あんまり表に出たく無いんです、すいません」
「オーケー、わかった。じゃあ出前取ろう、良いよね?」
「いや、悪いんですけど一人にしてくれませんか?」
「じゃあせめて、嫁から連絡あるまで待たせてよ」
「………いいです」

 

103: 24 2006/05/31(水) 17:23:36
結局、飯抜きのままDに断って冷蔵庫からビールを出した。
個人的には、飯抜きでアルコール摂るのが嫌なのと、
嫁を迎えに行かなければならない事はわかっていたが、
間が持たなかったのだ。
冷蔵庫から2本取り出し黙ってDに1本渡す。
プルトップを引くと一気に半分くらい飲んだ。
「うめえ。ずうずうしいけどツマミねえ?」
「何も…。あいつ、ここ最近買い物してないから」
気まずい空気が流れる。
沈黙を破る様にDが栓を開けた。
「空きっ腹には堪えますね。」
「そうだろ。何か取ろうよ」
俺はタウンページをめくってピザを注文した。
が、正確な住所がわからなかったのでDに代わった。今日の分はここまでです。
仕事の合間に思い出しながら書いているんで、
なかなか進みません。

 

105: キチママちゃん 2006/05/31(水) 17:24:38
オタワ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 

106: キチママちゃん 2006/05/31(水) 17:25:07
明日までwktk

 

107: キチママちゃん 2006/05/31(水) 17:27:29
オタワってなんだよwww

 

114: 24 2006/06/01(木) 13:54:47
まとめが下手で中々先に進みません。
駄文、ご容赦の程をつづき「本当は、うすうすわかってたんです…」
ピザを注文した後、Dが言った。
「あいつが浮気してるんじゃないかって、疑ってたんです」
俺は黙って残りのビールを飲み干した。
Dの独白は続いた。
「携帯を終始肌身離さず持っていたこと」
「突然の旅行、外出」
「家事をほとんどやら無くなった事」
「見た事無い下着が増えたこと」
「夜の行為を拒否されたこと」
横で黙って聞いてたが、どう聞いても浮気だ。
Dの話を聞いてる途中で、ピザが届いた。

 

112: キチママちゃん 2006/06/01(木) 13:47:31
思い出させて本当に申し訳ない、と思いつつも
>>24降臨を楽しみにしている俺

 

117: 24 2006/06/01(木) 13:57:50
>>112
俺の事じゃ無いんで、フラバとかは全く無い。
リアルだと身内の恥なので外に言えない分、
ここで書いてるって感じ。「ビールもう1本良い?」Dが無言でうなずく。
ピザを無言で食いながらビールで流し込む。
Dはピザに手を出さずちびちびとビールを飲んでた。
「食いなよ、俺一人じゃ多過ぎる」
「いや、本当に食欲無くて」
「冷めたら不味いし、もったいない」
「わかりました。じゃあ少しだけ」
Dが1切れ手にとって口に運ぶ。
「冷めて無くても不味いですね」
「まあこんなモンじゃねえ?」
適度に腹は満ちてきたが、会話は弾まない。
思い出した様に「トイレ、トイレ」と立ち上がり
トイレに入った俺は、携帯を取り出し嫁に電話した

 

118: 24 2006/06/01(木) 13:58:44
「わりぃ、酒飲んじまった。迎え行けねえ」
俺がそう言うと「そう。わかった」と嫁は低く答えた。
「こっちは何とか落ち着いてるけど、一晩様子見た方が良いかも知れん」
俺は、Dの家に泊る気でいた。
「今、父さんがCに色々聞いてるけど、ほとんど言わないの」
「で、何処まで説明したの?」
「離婚を言い出したこと、お金を遣い込んでた事」
「男に貢いでた事は?」
「言ってない。まだはっきりしてないし…」
電話の向こうで、嫁を呼ぶ義父の声が聞こえた。
「今、Aと話してるの。ちょっと待って。すぐ終るから」
受話器を押さえず嫁が答える。それに対し義父が何かを言う。
「うん、わかった。そう言う」
「悪いけど、明日D君連れて来てくれるかな?」
「良いよ。でも、明後日は仕事あるから早めに済ましたいな」
「ごめんね。妹の事で迷惑かけて」

 

119: 24 2006/06/01(木) 14:01:04
「どうなってます?」トイレから出た俺にDが聞く。
「明日、来てくれって」「はい」
その後、テレビをしばらく見ていた。
やがてウトウトしながら転がってるとDが
「風呂入ります?」と聞いてきた。
そういや昨夜も入ってないや、と思いだし
「ありがとう。シャワー借りるね」と言うと
「これ使ってください」とバスタオルを差し出してくれた。
シャワーを浴びて幾分すっきりして出てくると、
入れ替わりでDがバスルームに入っていった。
が、直に出てきた。今日はココまでです。

 

129: 24 2006/06/02(金) 10:41:20
「カミソリ何処やったんですか?」
「馬鹿な事をされると嫌なので隠した」
「いや、髭剃りたいだけなんですけど…」
どうやら俺は勘違いしてたらしい。
「ごめんよ。」そう言ってカミソリを返すと
「御心配かけます。でも、自殺なんてしませんよ」とDは、頭を下げた。
シャワーを浴びて出てきたDは、幾分マシな顔になっていた。
何かを一緒に洗い流したのかもしれない。
「しかし、不思議ですよね」
「何が?」
「Aさんとこんな話をするなんて」
「そだね」
「2年くらいの付き合いだけど、やっぱり遠慮がありましたから」
「まあ俺もそうだけど。それが普通じゃない?」
シャワーから出たDは、饒舌だった。
「もう寝ようや」と俺が言うまで
趣味の話や仕事の話と色々話した。

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