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130: 24 2006/06/02(金) 10:42:07
翌日、嫁の電話で起こされた俺は、Dの姿が無い事に慌てた。
「D君、何処だー」広くも無いDのマンションの部屋を探す。
念の為、ベランダに出て見たが路上に死体は転がってない。
と、買い物袋を提げたDの姿がマンションの入口に見えた。
「腹減ったんで朝飯、買いに行ってたんですよ」
居なくてドキドキした旨を伝えると、笑いながらそう言った。
嫁に飯食ってから行くから1時間後くらいとメールを入れ、
朝食のテーブルに着いた。
朝食を摂りながらDに「どうしたいのか?」を問うと
「真実を知りたい」との答え。
「その後はどうするの?」
「まだ考えてません。とりあえず全てが知りたい」
朝食が終わり「行こうか?」とDに声を掛けると、
「すいませんが、ちょっと準備があるので先行ってくれませんか?」
「わかった。俺達とは帰る時間違うかもしれないしね」
131: 24 2006/06/02(金) 10:42:51
義母が俺を奥に案内する。
座敷では、Cが正座させられていた。
Cは化粧もしておらず、疲れが見えていた。
その前に座ってる義父が俺を見て頭を下げた。
「この度は色々迷惑かけて申し訳ないです」
「いや、私はそんなに迷惑してるとは思ってないんで」
嫁は、俺が一人なのを見て「D君は?」と尋ねた。
「うん、スグ来ると思うよ」
しばらくして、玄関の方でDの声が聞こえた。
「えーと、私は席外した方が良いですね?」
Dが入ってきたので、そう言うと
「いや、居て下さい」とDが言った。
「Aさんには迷惑かもしれないけど、居て欲しいんです」
義父も同意した。

 

132: 24 2006/06/02(金) 10:43:25
「お金を遣い込んだ事は聞いた、非常に申し訳なかった」
義父はDに対し、深々と頭を下げた。
「そのお金は、私が責任を持って弁済する」
「弁済の話の前に説明をさせて下さい」そう前置きし、
Cの最近の行動、貯金の事、離婚の事をCに確認を取りながら話すD。
途中Cが返事をしないと嫁と俺が確認と言う形で、件の所へきた。
「で、友達と言うのは男なんだね?」
Cは、無言だった。嫁と俺が証言する。
「『彼はお金無いから奢るのは仕方が無い』と言いました。」
「事実なのか?」義父がCに聞く。
Cは何も言わない。再度、義父が聞いた。
「はい…、言いました」目に涙を溜めながらCが言う。

 

133: 24 2006/06/02(金) 10:44:43
「その男と肉体関係はあるのか?」
義父の質問はストレート過ぎて俺は吃驚した。
Cは、俯いたまま答えない。当り前だ。
「どうなんだ!」義父が怒鳴る。
「はい…」消えそうな声でCが返事する。
義母、嫁、Dの顔が引きつる。
事実とは言え、Dにはキツイ話だ。
と、次の瞬間、義母が動いた。
「この恥知らず、人でなし」叫びながらCに掴みかかる。
「母さん、止めて」嫁が母を押し留める。
「嫌だ、こんな子は、うう、ああ」泣きながらCを叩く義母。
「B、お母さんをアッチで休ませなさい」
義父に促されて、義母を抱きかかえて嫁が部屋を出た。今日はココまで。

 

197: 24 2006/06/03(土) 15:26:42
中断後、再度義父の尋問が続いた。
「その相手の名前、職業、年齢は?」
「言えない…」
「相手と肉体関係があり、その為に金銭を遣い込んだ。
でも、相手については答えられない?
お前が言わなくても調べる方法なんて幾らでもあるんだ。
これ以上余計な手間をかけさせるな」
「職業はアルバイトで、△△町に住んでる」
観念した様にCは言った。
「アルバイト!?幾つだ?」
「24歳」
「今すぐここへ呼び出せ」
「嫌」パーンと乾いた音がして、Cが吹っ飛んだ。
「いい加減にしろ!」平手を飛ばして義父がマジギレた。
Cは、大泣きだ。それを義父が睨み付ける。
埒が明きそうに無いと思ったDがCの携帯を手に取る。
「ロック掛かっている…」
「C、暗証番号は?」
Cは返事をせず、ただ泣き続けている。

 

198: 24 2006/06/03(土) 15:28:45
「Cの携帯の暗証番号知らない?」
俺は義母を連れて別部屋に居る嫁の所へ聞きにいった。
正直言うと、ちょっと雰囲気に耐えられなくなったのだ。
義母は嫁に散々愚痴ったりした後、疲れて放心状態だった。
「知ってる訳無い」とあっさり返事される。
「で、どうなってんの?」と言う嫁に状況を説明。
「あの子の友人関係も全然知らないし、どうしよう?」
「いや、どうしようって、俺が聞いてる」
「番号試してみたら?」
「たぶん、生年月日とかは、D君がもう試してると思う」
とりあえず義母を休ませて座敷に戻る二人。
座敷に戻っても状況は、全く進展していなかった。

 

199: 24 2006/06/03(土) 15:31:20
「C、連絡して」
嫁が泣いているCにタオルを渡しながら言う。
「みんなで私を責めてる状況で、何で連絡出来るのよ!」
泣きながら逆切れるC。すごい責任転嫁だ。
正直、義妹がココまで馬鹿だとは思ってなかった。
義父と嫁が切れるかな?
と、俺は嫁を押さえる準備に掛かったが、嫁は冷静に言った。
「責めてる事は否定しないけど、原因は誰?自分じゃないの?」
「昔は通用したかも知れないけど泣いて誤魔化そうとしても無理。
自分のした事が悪くないならもっと堂々と言えば良いんじゃないの?」
正論だ。嫁は感情を抑えて淡々と続けた。
「あなたのした事は不倫で、立派な犯罪よ。被害者ぶるのは止めなさい」
その言葉に逆上したCが嫁に飛び掛ろうとする。
俺は嫁を庇おうとする前にDがCを押さえた。

 

201: 24 2006/06/03(土) 15:34:24
「いい加減にしたら?Bさんが言ってるのが正しいだろ。
本当は二人で解決出来れば良かったけど、もう皆を巻き込んだのだから…。
お義父さんやAさん達にも迷惑掛けてんだからココではっきりしようよ」
Bは、Dに抱えられたまま暴言を吐き、暴れた。
「離して、触らないでよ。気持ち悪い」
DはCをそっと離した。
「好きで結婚した人間に対して『気持ち悪い』って言えるんだね」
「ごめんなさい、咄嗟に勢いで出た言葉で…」
さすがに言い過ぎに気が付いたのかCが取繕おうとする。
「いや、原因は、僕にあると思う。
皆さんを巻き込んでスミマセンでした。彼女の希望通り離婚します。
お義父さん、Aさん、Bさん短い付き合いでしたけど、御世話になりました。
まだしばらく引越しや手続き等でご迷惑をお掛けするかも知れませんが」
Dは、俺達に向かって頭を下げた。今日はココまでです。
明日は来れませんので、続きは月曜日に。

205: キチママちゃん 2006/06/03(土) 15:55:58
いくらアルバイターで金が無くても
24歳なんだから、
「大人のオトシマエ」を
きっちり取らせるのが良いのになアルバイター親を巻き込んで
400万+α きっちり回収するがよろしい

 

206: キチママちゃん 2006/06/03(土) 17:18:02
C・D夫婦の後日談が気になる。
Cは当然、一家から絶縁食らってるだろうが、Dは・・・いやいや、先走るのは止そう。
24氏のカキコを順を追って待とう。

 

207: キチママちゃん 2006/06/03(土) 20:44:38
夫名義の財産は夫婦の共有資産と看做されて、夫が有責の離婚の場合は分割を余儀なくされる
という話はよく聞くけど、C・D夫婦の場合は妻が有責だよね?
こういう場合、夫に無許可で財産を持ち出したら確か窃盗罪に当たり、間男も共犯者と看做される
場合があるよね?
バイク板で苦兄ぃが嫁と間男に追い込みを掛ける時にも、「刑事事件として被害届出しても良いの
ですが?」とほのめかして、相手をビビらせていた希ガス。
D夫氏も、間男の正体が判らなくて尚かつ相手の法的責任を追及する気があるのなら、「警察に
刑事事件として間男を容疑者不詳のまま、被害届をだしても良いか?」とC妻に言ってみてはどう
だろうか?
但し、この事件ではC妻が主犯なので、D夫氏がもうC妻には何の要求もしないで只離婚すると
いうのならこの手は使えないよね?
主犯を告発しないで共犯だけ警察に突き出すのは無理だろうし。

 

208: キチママちゃん 2006/06/03(土) 21:06:39
>>207
家族の間では窃盗って成立しないんじゃなかったっけ?

 

215: キチママちゃん 2006/06/04(日) 04:20:16
ところで>>24に登場するDとCの年齢は?

 

217: 24 2006/06/05(月) 12:47:17
>>215
登場人物スペック
A(俺)   …34歳、営業系、強面、身長185、体重78
B(嫁)   …32歳、技術系、チョイブサだが頭と性格は抜群
C(嫁妹)  …28歳、パート?まあまあ可愛い
D(嫁妹旦那)…30歳、技術系、真面目そう
俺と嫁は、去年の4月に結婚。
CとDは、一昨年の2月に結婚。
BとCは二人姉妹。
Dは一人っ子。
俺親、D親、間男は、同じ市内に居住(合併で同じ市になった)
嫁親家は、隣の市。(車で30分)>>205-208
過去の話(と言っても最近)なので、
対応とか書かれてても…
結末(現況)のみ知りたければ、それだけ先に書こうか?

 

221: 24 2006/06/05(月) 14:08:52
>>201からのつづき「それで良いのか?」俺が聞くと
「もういいんです」
「真実を知りたい、って言ってただろ!」
「知ってどうするのですか?此処に来るまではやり直せると思ってました。
でも…無理です。だったら聞いても仕方が無い。
知っても嫌な思いをするだけだ。なら、知らない方が良い!」
Dは、興奮したように発した後、
「すみません、言葉使いが悪かったです」と頭を下げた。
誰も口を開かないまま時間が過ぎ、やがて義父が言った。
「本当にすまなかった」義父が土下座した。
「金銭面は、私が責任を持って弁償させて貰う」
「いや、こちらこそ本当にすみませんでした」
Dは、再度深々と頭を下げて座敷を出た。
俺はどうしたら良いかわからずDと一緒に座敷を出た。

 

222: 24 2006/06/05(月) 14:09:33
廊下に出て無言で歩いていくDと俺。
居間の戸が開いて義母が出てきて、その場で土下座した。
「本当にごめんなさい。育て方を間違った私達が全部悪いのです。
どうぞ、どうぞ許して下さい」
「お義母さん、顔を上げて下さい」
Dはしゃがみこんで義母を起こそうとする。
義母の涙が廊下の板の上にシミをつくっていく。
「色々御世話になりました。こんな事になったのも僕の責任です。
僕がもっとしっかりしていれば、こんな事にはならなかったのです」
その言葉を聞いて、義母はますます涙を流し、
「ごめんさい、ごめんなさい」と頭を下げ続けた。

 

223: 24 2006/06/05(月) 14:10:11
何も悪くない人達がお互いに詫びあってるその姿を見て、
俺の中をどす黒い怒りが体を駆け巡る。
しかし、俺にはどうしようも無い。
廊下に出てきた嫁が、Cを引っ張ってきて言った。
「C、あなた、この二人を見ても何とも思わないの?」
Cは項垂れたまま無言だ。
「母さんのあんな姿見ても何も感じないの?」
「D君のあの姿見ても何も思わないの?」
再度嫁が問う。
「ごめんなさい…」ようやくCが言葉を発した。
「ごめんなさいで済まないでしょう?本当に反省してるの?
何に対して謝ってるの?ちゃんと言いなさい」
嫁が畳み掛ける様に責める。
「男の人と遊びに言った事…」
全部言い切る前に嫁の叱責が飛んだ。
「遊びに行ったじゃなくて、浮気したでしょ。まだ誤魔化す気?」

 

224: 24 2006/06/05(月) 14:10:55
「浮気したこと、お金を遣い込んでた事とかごめんなさい」
Cは、ボソボソと言った。
「もう良いよ」Dはそう言った。
「無理に謝って貰っても仕方が無いし、
僕にも責任があることだから。じゃ、失礼します」
そう言うと、立ち上がってスタスタと玄関に向かった。
慌てて嫁と義母がDを追いかける。
俺とCが廊下に取り残された。
玄関でさっきと同じやり取り(謝り合戦)が繰り返されてた。
俺とCはただそれを眺めていた。
「A君」義父に声を掛けられた俺は、座敷に入った。
「君も忙しいだろうに迷惑かけてすまない」
「いえ、全く関係無い訳じゃないですし」
義父と二人とも向き合ったまましばらく沈黙していた。
玄関の方からは話し声がまだ続いているようだ。
義母の涙声も聞こえる。
やがて玄関の戸が開き、声が聞こえなくなった。今日はココまでです。

236: 24 2006/06/06(火) 14:09:01
「C、こっちへ来なさい」義父が廊下に居るCを呼んだ。
Cは無言のまま座敷に入ってきた。
「D君は帰った。で、お前はどうする気だ?」
「………」
「彼は『離婚する』と言う事だが、お前がそれを望んだんだろ?
で、離婚した後どうする気か聞いているんだ。
そのアルバイトの若者と一緒になる気なのか?」
Cは返事をしない。俯いたままだ。
「一緒になるのは良いが、D君には私がとりあえず立て替えるとして」
Cの顔が強張る。義父は俺の方を向いて言った。
「君が結婚する時言ったことだが、
近い将来、介護やらが必要になるかも知れん。
だからその為にある程度の蓄えを持っている。
が、私達の面倒を見てくれるなら全て渡して良いと」

 

237: 24 2006/06/06(火) 14:09:45
嫁を貰いに行った時に
「結婚は大歓迎だが、出来れば婿養子に入って欲しい」
と言うのが、義父の口から最初に出た言葉だった。
だが、結局婿養子には入らなかった。
別に婿養子が嫌な訳じゃないけど、
「婿養子に入るのは良いけど生前分与して」
と結婚してた妹嫁が言った為だ。
その発言は、嫁と義父母の顰蹙を買った。今の義父の発言は、これらの事を思い出させた。
「今回の支払い等を持って、お前への生前分与は終りだ。
遺留分も放棄して貰う。後は好きにすれば良い」
Cは俯いたまま震え出した。
義父は続ける。
「お前がそのアルバイトと人生を歩むも良し、
一人で自活するも良し、私は一切干渉しないつもりだ。
もちろん、お前も私達には干渉されたくない」
Cは黙ったままだ。
「A君、今私が言った事は本気だ。明日にでも公証人役場で、
遺言状として作成するつもりだ、これで良いだろ?」
「ちょっと待って下さい。私は婿養子になる気は今更無いですよ」
俺は慌てて義父に言った。
「もちろん、婿養子の話は別だ、君らが我々の面倒を見なくても問題ない。
ただ、はっきりさせておかないと後々の禍根になると思ったからだ」
義父の言わんとする事はわかる、が、何か感覚がオカシイ気がした。

 

238: 24 2006/06/06(火) 14:11:17
「お義父さん、仰る事はわかりますが、それで良いのですか?」
「構わんよ、Cが離婚したいと言い、D君がそれを承諾した。
だったら親がとやかく謂う事でないだろう?
ただ親の責任として、金銭面で先方に迷惑をかけない様にする」
「………」
「もちろん向こうの両親にもお詫びせねばならない。
それは日を改めて家内を連れて先方へ出向くつもりだ。
それ以外に何かあるだろうか?」
正論だ、でも何か違うような気がした。
「それで良いんですか!?」
語気が荒くなった。
「他に方法があると言うのか!
この馬鹿娘の不始末を処理する良い方法が!」
義父は顔を紅潮させて怒鳴った。
が、すぐに冷静さを取り戻した。
「怒鳴ってすまなかった、A君」今日はココまでです。
過去の話なのに中々進まなくてすみません。

 

270: 24 2006/06/07(水) 13:04:18
空気読まずにつづきを投下「いえ、こちらこそすいません。
でも、不始末とか言って、
絶縁する前にCさんの言い分くらいは聞いても良いんじゃ無いですか?」
義父は苦笑しながら言った。
「別に絶縁するとは言ってないよ。
ただ将来の財産で揉めて欲しく無いから金銭面をはっきりさせとくだけだよ」
どうやら俺は勘違いしてたようだ。
「それに今更、こいつの話を聞いてもしょうがない。
理由はともかく、浮気したのは事実だろ?
聞いたからと言って事実が変わるわけでも消える訳でもない」
義父のその言葉に返す言葉は無い。

 

271: 24 2006/06/07(水) 13:04:49
「もう良いんじゃない。父さんがそう決めたんなら」
座敷に戻ってきた嫁が言う。
「D君は?」俺が嫁に聞くと
「帰ったよ…。荷物の整理するって言ってた」
後は嫁一家の問題で、俺は口出しする事じゃない。
そう考えた俺は、嫁に
「俺達もそろそろお暇しよう」と提案した。
「そうだね」嫁は、俺にそう返事し、
「父さん、この子はあたし達が連れてきたから
車がマンションに置いたままになってるから」
「わかった。明日でも取りに行く」
「じゃあ、帰るから。あと母さんは部屋で休んでるから」
「ああ、気をつけてな。A君、巻き込んですまなかったな。
折角の休日だと言うのに」
「いえ、気にしないで下さい」
帰ろうとする俺達を黙って見ていたCが突然「待って」と呼び止めた。

 

276: 24 2006/06/07(水) 13:32:58
「確かに浮気してた事は悪かったけど、理由があるの」
やや間を空けた後に、Cが言った。
「別にお前の言い訳なんて聞きたくも無い」義父が遮る。
「お前がこれからどうするかは、聞いておかなきゃいかんが」
と俺達夫婦を一瞥すると、
「B達には関係無い事だからB達が帰った後で良いだろう」
「関係無い事は無いよ、父さん」嫁が言った
「私の名前使って外泊したりしてたのだから」
「ならお前が個人的に聞けばいい。身内以外に恥を晒すな」
「今更、体裁繕わなくても良いよ、父さん。
此処まで付き合せたんだからAにも聞く資格はあると思う」
嫁が義父に食いついた。
「俺は別に良いよ。しばらくどこかで時間を潰してこようか?」
「そんな気使わなくても良いよ。もう帰ろうよ。」
そう言った嫁の後について玄関に向かう。
が、ふとある事を思い出して座敷に戻った。すいません、急な電話で途切れました。
今日はここまでっす

 

288: キチママちゃん 2006/06/07(水) 15:31:02
会社でしか2ちゃんできないのかもな。

 

290: 24 2006/06/07(水) 16:15:04
>>288の指摘通り会社でしか書け無い。
只でさえ、結構弱ってるのに旦那が匿名とは言え、
こんなモノ家で書いてたら嫁の気が狂う。更に言訳すると、常時2chしてる訳にもいかない。
給料一応貰ってるんで。いやこんなもの書いてる暇があれば続き書けば良いとは思うが…

303: 24 2006/06/08(木) 17:31:11
仕事で急なトラブル発生で、今日は全く書けてません。
更に部下が初期消火に失敗した為、大炎上中orz
今日明日中に処理と報告書を仕上なけりゃ駄目なので、
明日も無理かもしれません。
土曜日は、客先が休みなので余裕があると思います。待っていて下さった方々申し訳ございません。

 

324: 24 2006/06/10(土) 11:14:53
火災は、とりあえず部下連れて、
客先の関係各所に平謝りで鎮火しました。
が、客先との関係は微妙な事に…

 

325: 24 2006/06/10(土) 11:25:42
>>276のつづき「お義父さん、そのアルバイトに話は聞かなくていいんですか?」
「別に構わん。結婚したいならすれば良い。ただし自分達だけで。
私は恥を晒したいと思わないので、仮に式を挙げても行かないつもりだ」
義父はぶっきらぼうにそう言った。
「世間ではそれを絶縁と言うのですよ。そうしない為にも話を聞いた方が…」
「もういい!同じ話の繰り返しだ。コイツらの処遇は君には関係無い!」
「仰る通りです。私は所詮他人ですから関係無いですね。
お元気でお過ごし下さい。お義母様にもよろしくお伝え下さい」
売り言葉に買い言葉である。元来、キレ易い俺はそう言って立ち去った。
二人共無言で車に乗り込んだ後、
「ちょっと言い過ぎだね。」嫁が俺を嗜める。
「いや、俺は悪くない。あんな言い方をする義父さんが悪い」
こうなると譲らない俺を良く知ってる嫁は、
「父さんもあの子の事で、頭が廻らなくなってるんだね」
それだけ言った。

 

326: 24 2006/06/10(土) 11:26:46
「ごめんね。色々迷惑かけて」
「別に迷惑じゃないよ。大事な事だし、きっかけは俺だ」
「だけど…」嫁の言いたい事はわかった。
でも、C以外の嫁の家族も被害者だ。
そして加害者のCも嫁の家族だ。
そしておそらく一番の被害者は、Dだ。
「ちょっと、寄り道するよ」
Dのマンションに向かってハンドルを切った。
「ありがとう」俺の意図を理解したらしい。
Dの部屋のインターフォンを鳴らす。が、出ない。
下の駐車場にはDの車があったことは確認している。
2回、3回、4回…。
ドアに耳を当ててみる。掃除機の音が聞こえた。
もう一度押してみる。
「はあい」返事があった。

 

327: 24 2006/06/10(土) 11:29:10
「来ると思ってましたよ。
とりあえず飯でも行きますか?」
予想に反してDは、落ち着いていた。
「うん、そうしようか、お前は?」
嫁の反応を窺う。軽く頷いた。決まりだ。
「いざ片付けるとなると、結構大変そうです」
鴨南蛮うどんをすすりながら他人事みたいにDは言った。
「それなんだが」カツ丼を掻き込む箸を止めて俺は言った。
「どうするかはもう考えてるの?」
「ええ、とりあえず実家に帰ります。
ただ職場まで遠いので、
会社の近くにアパート借りようと思ってます」
「そうか…。ところで、本当に良いのか?」
クドイと自分でも思ってたが、聞いてしまった。
「いや、彼女の理由を聞いてやり直せるなら何とかしたい、
と思ってたんですけど、『気持ち悪い』と言われたら
もう愛情がないんだなって思って…」今日の分はこれだけです。
はあ、余計な書類作成メンドクセイ

 

346: 24 2006/06/12(月) 11:53:19
正直な話、飯については自信有りだ。
毎日の飯を聞かれると、
1週間分くらいしか覚えてないが、
外食の場合は、半年分くらい可能だ。
頻繁に外食してるとたぶん覚えてないだろうけど、
滅多に外食行かないと割と覚えてるよ。
1年前に行った店でも前回コレを食ったから今回はコレって感じ。
ちなみにこの時ファミレス行ったのは、半年ぶりくらいだ。
ファミレスの前のは、蕎麦屋で、俺:ザル2枚と天麩羅、嫁:梅おろし
その前が、彼女の同僚と3人でフレンチで、
メインが、俺がイベリコ豚の何たらソースで、嫁達が鯛の何たらソース
その前が、ラーメン屋で、俺が焼き飯セット+餃子、嫁がトンとろチャーシュー麺
その前が、お好み焼屋で、俺がミックスモダン大盛り、嫁が豚玉
その前が、トンカツ屋で、俺がロース味噌カツ定食で、嫁、ミックスフライ定食
その前が、中華で点心セットを二人で分けた

 

347: キチママちゃん 2006/06/12(月) 12:19:15
そんなのどうでもいいし、早く書いて

 

350: 24 2006/06/12(月) 14:08:57
それと話を引伸ばしてる気は無いです。
現在進行形ならともかく、過去の話だからです。
単に纏める能力が無いので、生暖かくヲチって頂ければ幸いかと。
ネタ検証や煽りは全然オッケーっす。で>>327のつづき「先に断っておくけど、身内贔屓じゃないんだけど、
咄嗟に出ただけじゃ無いのかな?」
これまで黙っていた嫁が言った。
「深層心理であなたに対して思ってたとかじゃなく、
単なる反射として、つまり、同じ状況で、
私があの子を拘束しても同じ台詞を言ったんじゃないのかな?」
そう言う見方もあるんだ、さすが我が嫁!
空かさず相槌を入れる俺。
「そうだよ、D君。君が帰った後で、
Cちゃんは俺達に浮気した理由を言おうとしてたんだよ」
「いや、それは関係無いから」
素早くツッコミを入れられた。いつもの嫁だ。
「別に離婚を止めさせようとしてる訳じゃなく、
真実を知った方がD君の為になると思う」
「何故ですか?」D君の表情は複雑だ。
「知らないままでこのまま終ると、D君の心に陰りが残るから」
「どういう意味ですか?」
「未消化な感情がストレスとなって、次のステップの妨げになるから」
「よくわかりません」
「別の人と恋愛しようと思っても今回の事がどこかで影響して、
相手に対して臆病になりいざと言う時に行動出来ない事になる」
何だか難しい話だ。とりあえず嫁の残したパスタを食う。不味い。
 
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